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メーカー純正インク対策

 プリンターのメーカー純正インクの値段はべらぼうに高い。

対応策として、当初、詰替えインクを愛用していたが、数年前に機種変更したEpson(PM-A920)は詰替え操作が煩雑で詰替え操作の無いリサイクルカートリッジに変更。リサイクルカートリッジは216円(販売元はDAISO)、純正品の4分の1以下の安さだ。通常の使用には全く問題は無い。

 ところが、1月1日、年賀状印刷を始めると、見慣れないエラーが表示され、プリンターは印刷不能になってしまった。

『プリンタ内部の部品調整が必要です。』

『廃インク吸収パッドの吸収量が限界に達しました。

  メーカーの修理窓口に交換をご依頼ください。』

 そもそも「廃インク吸収パッド」とは、プリンターヘッドの目詰まり防止用に余分なインクを吸収させるスポンジで、これを格納するため、全てのプリンターにはこれを格納する廃インクタンクが付属しているとの事。しかも、使用状況にもよるが、数年で上記エラーメッセージが出て、メーカー修理か、買換えが必要との事。

 メーカ修理は保証期間中のみで、メーカ保証期間は通常4-5年。このメッセージが出れば、強制的にプリンター買換えとなる仕組みだ。当然、Epson(PM-A920)の保証期間も終了しており、プリンター買い替えに近くの家電量販店へ急行。福袋で販売していたCanon製のプリンター(10,800円)と、店員の勧めるままにメーカー純正インク(7,082円)を購入。

 メーカー純正インクを2回購入すれば、プリンターが買えてしまう。 次からは、やはりリサイクルカートリッジに変更しよう。 メーカーが、純正インク不使用を理由にプリンターの修理拒否したとしても、プリンターを買換えで十分ペイする筈だ。(修理拒否は、そもそも、独禁法に抵触違反しないのか?)

 また、廃インク量を減らし、プリンターの寿命を延ばすには、以下が効果があるらしい。

1. 電源のOn/Offは、頻繁に行わない

   (電源Onする度に、インクが噴出されるため。)

2. ヘッドクリーニングは繰り返し行わない

 (プリンターの電源をコンセントから抜き再度電源を入れると、 

  その度にヘッドクリーニングがされるらしい。)

これも肝に銘じておきたい。